SDGSSDGsへの取り組み

ブランド哲学と実践的な
環境課題への取組み

多くの人々が国連2030 アジェンダに賛同しSDGs に取り組む今日、
「未来」は地球環境や持続可能性抜きに語ることは出来ません。
「どのような価値観を持った人々が、どのようなことを約束し、
実際にどのように行動してきたのか」SDGs の取組みに対するこの問いかけに
常にレスポンシブル(応答可能)であり、明確で客観的な結果を示せること。
それが、大判セラミックタイルのグローバルリーディングカンパニーとして
過去から未来に続くLAMINAM のあるべき姿と考えています。

Laminam S.p.Aは「世界初となる大判・最薄のセラミックスラブの開発・製造販売」を目的として2001 年にイタリアモデナ県で設立されました。
「薄さ」は建築躯体への重量負担軽減とスラブ使用領域の拡張と同時に、天然原料採掘による環境への負担軽減、製造・輸送におけるエネルギー・CO2 排出削減のメリットも生み出しました。「独自性と実用性の両立」を「地球環境と持続可能性」への責任を果たしながら実行する姿勢は、大判・最薄のセラミックスラブの市場を創出した設立当初から弊社のブランド哲学として製品・デザイン・製造工程等のあらゆる企業活動に息づいています。

持続可能性のための技術革新

弊社は2016年~2021年まで持続可能性のための技術革新分野への投資を加速させてきました。生産能力・効率向上のための工場拡張と京都議定書に適う温室効果ガス排出削減のための設備更新、太陽光発電・水資源100%循環リサイクルシステム導入、製造工程での自然原料95%再利用、廃棄物の再利用・堆肥化・エナジーリカバリーシステムの導入、20~60%のリサイクル原料含有率での製品品質・機能向上、焼成時間削減と品質維持の確保技術。これらの地球環境と持続可能性への投資額は5000万ユーロ(約70億円)に上ります。その成果はIOS14001, EPD, ISO20400等の国際マネジメント規格により管理・定量化・比較可能化され、継続的なモニタリング結果として年次報告書として公表しています。
弊社が取得したISO14001、ISO20400、LEED、BREEMS、CAM、EPD等の20以上の第三者機関認証は、SDGsの取組の成果を客観的に実証するものです。

2022年までの取り組みの成果

  • 製造用水
    リサイクル率
    100%
  • 生産原料
    リサイクル率
    95%
  • 廃材
    リサイクル率
    95%
    ※2020年〜2022年
  • 太陽光発電料
    55% UP
  • 温室効果ガス
    削減
    -8%
  • 廃材に占める
    有害物質
    0.2%
  • 天然原料比率
    100%
  • 製品の
    リサイクル原料率
    20%~60%
  • プラスチック資材購入量
    -19%