WELLINGTON CRESCENT (個人邸)/CANADA (IN-49, IN-49M)

森林に抱かれた贅沢な邸宅、機能的ミニマリズムの極致へ

豊かな緑に囲まれた広大な敷地に、ブティックホテルのような贅沢な空間が広がる邸宅は、機能的ミニマリズムを追求するセクター・アーキテクチャー+デザインが手掛けました。

 

開放的な1階は、大きな窓に囲まれた広々としたリビングエリアが中心となります。夕刻の自然光を最大限に取り込むよう計算された対面式キッチンエリアが、空間に豊かな表情を与えています。

屋内と屋外の連続性が重視された各部屋は、川を見下ろす屋外パティオへとシームレスに繋がり、サウナと屋外キッチンが、居住者に至福のひとときを提供します。

シャープで洗練されたラインが際立つデザインは、素材選びや細部の仕上げにこだわり、上質で落ち着いた空間を目指しています。国際的なサブゼロ・ウルフ・コーブ・キッチンデザイン賞を受賞したキッチン「リビングラウンジ」にはそのコンセプトが集約されています。

 

過去25年にわたり隔年で開催されているこのコンテストは、素材の選択、空間構成、革新的なデザインなど、あらゆる面において卓越したキッチンデザインを表彰する、国際的なデザインコミュニティの祭典です。セクター・アーキテクチャー+デザインは、この名誉あるコンテストにおいて、見事栄冠を手にしました。

キッチンには、ラミナムの大判セラミックタイル、ピエトラ・グレイ(日本品番:IN-49 /IN-49M)が贅沢に使用され、カウンタートップ、バックスプラッシュ、カウンター、食器棚に至るまで、統一感のある美しい仕上がりとなっています。特に、隠されたスパイスラックや、バーエリアとして機能する棚など、機能性とデザイン性を両立させた、細部にまでこだわりが光る設計は、このキッチンの大きな魅力です。

 

一方、リビングエリアは、木漏れ日が差し込む柔らかな光に包まれ、温かく居心地の良い空間となっています。厳選された家具や、自然の色合いを取り入れたインテリアが、洗練された雰囲気を醸し出しながらも、くつろぎと安らぎを与えます。

セクター・アーキテクチャー+デザインのロイドとドヴィデ・セクターは、ミニマリストでありながらも、温かみと快適さを兼ね備えた空間を創り上げました。15か国から1,700件の応募があった中から選ばれたこの邸宅は、住む人に至福のひとときを与えてくれるでしょう。

クレジット:
* 建築インテリア: セクター・アーキテクチャー+デザイン @secter_architecture_design https://secterdesign.com
* ビルダー: ハリスビルダー @harris.builder
* エンジニアリングスタジオ: ウルフラムエンジニアリング
* 写真: リンジー・リード @lindsayreid.photo https://lindsayreid.photo/

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