JAFZA TECHNOPARK / Dubai, UAE(CA-3,CA-5,IN-32)

【設計】PININFARINA ARCHITECTURE

1930年創業のデザイン会社ピニンファリーナはフェラーリ・アルファロメオ・フィアット・日産・ホンダ・三菱等の自動車デザインをはじめ、文具・工具・インテリア家具・家電・建築と幅広いデザインを手掛けています。ピニンファリーナの名前は、同社がトリノオリンピック聖火台・トーチのデザインを手掛けたことよりイタリアを代表するデザイン集団としてより世界的な認知を高めました。

ピニンファリーナ・アーキテクチャーが手掛けたドバイのオフィスビル、Jafza technoparkにLAMINAMセラミックタイルが採用されています。

Jafza technoparkはドバイの強い日差しにインスパイアされ、その特徴的な自然を表現することを目的として建物の内部・外部デザインが並行して進められました。デザインチームはインテリアがシームレスにエクステリアへ連続する建物を求め「2つの淡い色合いの組合せにより生み出されるリズム」をメインロビーのデザインテーマとしました。

このテーマに従いチームは、漆喰からインスパイアされたLAMINAMセラミックスラブのシリーズ、Calce(カルチェ)からGrigio(グレー)とAntracite(薄墨色)をインテリアデザインに採用しました。内外の連続性は、水気を残した艶のある漆喰と工業コンクリートの組合せにより表現されています。柔らかい繊細なニュアンスを持つ自然素材の色調・テクスチャー表現と外装コンクリートパネル。ピニンファリーナ・デザインチームはニ者の対話による特徴的なリズムを内部・外部空間に創造しています。

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