昆山の中心に佇む、静けさを宿すコンテンポラリー・レジデンス
中国・昆山の躍動する都市の只中にあって、本レジデンスは、淡やかな光をまとう色調と深みある濃色が織り成す 静かで品位あるコントラストを宿し、現代建築の美学を端正に体現しています。
多層構造の空間は、余白を生かしたミニマルな美意識、 揺るぎない気品、そして素材が宿す豊かな奥行きを 繊細な均衡のもとに結び上げています。空間を解き放つ窓から流れ込む自然光は、室内の造形と質感を優雅に照らし出し、時間の移ろいとともに、深い静けさと陰影の美を空間に描き出します。
随所に選び抜かれた Laminam(ラミナム) の表層材は、レジデンス全体に統一された美意識を与え、素材の気品と静かな光沢を空間に織り込みながら、この建築作品の世界観をより高みに引き上げています。

光を受け止めるフロア:Fokos Sale
メインルームの床材として選ばれた FokosシリーズのコレクションSale(サーレ) は、住まい全体に澄んだ光と軽やかな広がりを実現するべく選定されました。均一でありながら、わずかな手触りを宿す淡い表情は、モダンな建築構成としなやかに呼応します。そして、空間の広がりを静かに引き出しながら、濃色の家具や造形を引き立てる穏やかな背景として佇みます。
Fokosシリーズは、ベルベットのように柔らかな質感を特徴とし、綿密な研究から生まれた繊細な色調により、室内に温もりと落ち着きをもたらします。各バリエーションの調和性は高く、自在に組み合わせられるため、空間に個性を織り込むための豊かな可能性 を静かに広げていきます。

リビングに響き合う素材の対比
ラウンジでは、I Naturali コレクション Travertino Navona Bocciardato と Nero Greco Bocciardatoの二つの表情を組み合わせたテレビスタンドが、 空間構成の核となる存在として据えられています。淡く洗練された Travertino Navona Bocciardatoは、イタリアの石工芸が育んできた伝統を静かに想起させ、 一方で、深みと力強さを感じさせるNero Greco Bocciardatoは、現代的で揺るぎない個性を放ちます。この二つの仕上げが織り成す対比は、住まい全体のコンセプトと呼応しながら、リビングに 端正で均衡の取れた美 をもたらしています。
際立つ壁面とバスルーム空間
住まいに点在するバスルームには、優雅で個性豊かな空間を形づくるために、ラミナムの多彩な表層材があしらわれています。壁面には、 Diamond(Calacatta Black/リブ 仕上げ)、 I Naturali(Invisible White)、 Ossido(Verderame) といったコレクションが用いられ、洗面台には I Naturali の Calacatta Michelangeloが採用されています。それぞれ異なるセラミック表層材が織り成す対話は力強く、ラミナムの大判セラミックタイルに共通する 唯一無二の美しさを際立たせます。こうした素材の響き合いにより、各バスルームは独自の表情を見せつつ、住まい全体のコンセプトという一本の軸を静かに保っています。
ラミナムがもたらすバスルームの価値
ラミナムのセラミックスラブ表層材がバスルームに選ばれた理由は、その美しさだけではありません。湿気・汚れ・薬品・日常的な摩耗に対して優れた耐性を備え、時を経ても変わらぬ表情を保つ点にあります。低吸水率の構造により、水分の浸透や細菌の繁殖を防ぎ、衛生面でも高い性能を発揮します。さらに、容易なメンテナンス性と豊富な仕上げのバリエーションが加わることで、ラミナムは、優雅さと機能性を兼ね備え、長く美しさを保つバスルーム空間を形づくる素材です。


所在地:昆山 (Kunshan), 中国
竣工年:2025年
使用用途:外装・床材、フローリング、家具・インテリアデザイン
プロジェクトタイプ:個人邸宅
- ベージュ / アイボリー
- リブ形状面
- トイレ
- ブラック
- 内壁
- マット面
- 吹抜け
- Diamond(ダイヤモンド)
- グリーン
- 粗面
- ホワイト
- 海外
- Fokos(フォコス)
- 住宅
- I Naturali(イ ナトゥラリ)
- Ossido(オッシド)
- 洗面台
- カウンター
使用素材
OTHERS