2025.07.08
【ご採用企業様に聞く】永く愛される家具ブランド「AMLYS(アムリス)」

人と空間をつなぐ架け橋「BRIDGE(ブリッジ)」シリーズのための特別な選択肢:LAMINAMセラミックトップが採用された理由

日本の暮らしに寄り添う家具を作り続けている朝日木材加工。柔らかな曲線とオーク材の木目の美しさが魅力の家具ブランド「BRIDGE(ブリッジ)」は、デンマークの家具デザイナー、ハンス・S・ヤコブセンとのコラボレーションを通じて、生み出される本格的な北欧デザインの家具を展開しています。

  

今回のコラムでは、ラミナムを自社製品にご採用頂いております朝日木材加工株式会社様にラミナムご採用の経緯・製品に与えたメリット・製品をご購入頂いたお客様の声を7つの質問でお伺いしました。

Q1.
BRIDGEの特別仕様としてセラミック天板を検討されるに至った経緯を教えてください。デザイン面・機能面等どのようなことを期待されてのことでしょうか? 他の素材と木材の組み合わせもご検討されていましたでしょうか?

A.
テーブルトップにラミナム・セラミックタイルの耐久性、掃除のしやすさ、独特の質感を加えることで、より多くのお客様にBRIDGEダインニングテーブルをご愛用頂くことを目的に開発しました。当初は他の素材(ストーンなど)も検討しましたが、LAMINAM3+(タイル本体+補強グラスファイバー3.5mm厚仕様)の「 薄さと軽さ 」に非常に魅力を感じました。

Q2.
デザイナーズ・ブランドとして完成されたBRIDGE(ブリッジ)に新たな要素としてラミナムを加えるにあたって、デザイナーのハンス・S・ヤコブセン氏から要望はありましたでしょうか?ハンス氏がラミナムの採用も踏まえて再デザインされたのでしょうか?

A.
ラミナムジャパンとの打合せ後、デザイナーのハンス氏にラミナムの使用を提案しました。ハンス氏は実際にラミナムのショールームへ訪問し、デザイン・品質・加工性を確認後、BRIDGEダイニングテーブルへの採用に賛成し、現行の木製天板のダイニングテーブルのデザインに、ラミナムを合わせるためのテーブルの構造を検討しました。

Q3.
異素材を組み合わせるマテリアルミックスが近年のトレンドとしてありますが、木材とセラミックの組み合わせという点で製造面で苦労されたところ、こだわりの部分はどういったところでしょうか?

A.
異素材のミックスという点では、天板の反りやたわみへの対策が特に苦労しました。BRIDGEダイニングテーブルは、天板下に幕板と呼ばれる補強桟の無い、シンプルなデザインが特徴のため、他のテーブルよりも反りやたわみへの対策が難しくなります。ラミナムと木材部分を接着する、接着剤の選定や塗り方を何度も検討し、BRIDGE&LAMINAMのミックスを実現しました。

Q4.
持続可能性やサプライチェーン上の人権配慮に関する取り組みは、製品づくりと素材選びにとって重要でしょうか?

A.重要だと思います。持続可能な素材選びや人権に配慮することは、企業の社会的責任を果たす重要なミッションです。また、持続可能な方法で製品を製造することは、ブランド価値の向上やお客様との信頼関係をつくる重要なことだと考えます。

Q5.
ラミナム・セラミック天板を採用したBRIDGEダイニングテーブルをご購入いただいたお客様の声をお聞かせください。

A.1
ラミナム・セラミック天板面の表面強度(硬度)に加え、熱にも強く調理作業台として使える点を評価頂いています。パンをこねたり・そばを打ったり、またケーキ作りなどの作業台として使っても安心できる点に魅力を感じて頂いています。

A.2
テーブルTOP高さは、特に小さいお子様にとって、ぶつかりやすい位置のため、硬いセラミック天板の角がお子様に触れないよう、セラミック天板周囲をテーブル外周から10㎜奥に控えたデザインもオーナー様に共感頂いております。強度が必要な天板面に高硬度のラミナムを採用しながら日常で触れる頻度が高い箇所は柔らかく・温かみのある木部仕様としています。天板部で木とセラミックを融合させ、かつスタイリッシュに見せる手法は、ラミナムの3㎜厚セラミックタイルでしか表現できないデザインだと考えます。

A3.
ダイニングテーブル全体の雰囲気、天板の錆調のデザインを気に入って頂いています。セラミックの高い耐久性によって長く使用頂ける点もご好評頂いております。

Q.6
家具メーカー様の視点としてBRIDGEダイニングテーブルへのラミナムご採用のメリットを教えてください。

A.1
ラミナムというブランドのこだわり、仕上げ面の質感の違いをご説明・ご体感頂くと多くのお客様が魅力を感じて頂けます。

A.2
デザイナーのハンス氏が生み出すBRIDGEのデザインフォルムの力とラミナムの特許技術から生まれる3㎜の薄さが共鳴した、すっきりとしながら高級感と質感を持ったデザインが完成されました。デザイン・機能性・安全性がお客様からの決め手となっています。

Q.7
今後のラミナムにご期待頂くことはありますでしょうか。

A.
ラミナムの質感(見た目、触り心地)や薄さに、非常に魅力を感じています。今後もさらに素晴らしい新商品の開発を期待しております。