2026.11.02
建築とデザインの未来を構想する「ラミナム・デザイン・ディストリクト」オープン

LAMINAM HQ Design District / 素材の可能性を、建築とデザインの新しい発想へ。
建築とデザインの未来を構想する、新たな拠点

2026年10月15日、Laminamはイタリア・フィオラーノ・モデネーゼの本社に、新たな展示・交流・教育施設「HQ Design District」をオープンしました。

建築家ステファノ・ベリンガルディが設計したこの施設は、約3,000㎡の敷地に11棟の屋内建築、屋外ガーデン、ラウンジレストラン「Il Cardoso」を備えています。現代の都市を着想源とした建築群は、それぞれ異なる表情を持ちながら一つの街区のようにつながり、訪れる人に新しい発見とインスピレーションをもたらします。

私たちがこの施設に込めたのは、製品を展示するだけではない、建築とデザインの可能性を広げるための場所づくりです。素材に触れ、異なる仕上げを比較し、実際の空間での使い方を体験しながら、新しいアイデアを具体的なプロジェクトへと発展させていく。建築家やデザイナーをはじめとする皆様との出会いと対話を大切にする、新しいプラットフォームを目指しています。

建物の外観には、Slate Vulcano(日本品番:SL-3)を採用した特注の通気構法ファサードを採用。円形のエントランス曲面部には、世界最薄2.5mm厚の大判セラミックスラブ「twO by Laminam」を使用し、素材の軽やかさと意匠性を建築そのもので表現しました。エントランスの先には、最大80名を収容できるオーディトリアムを設け、会議や研修、技術セミナーにも対応しています。

また、生産工場に隣接する立地も、この施設ならではの特徴です。原料から製造、そして建築・インテリアへの応用まで、セラミック素材が生まれ、空間を形づくるまでの流れを身近に感じていただけます。

LaminamのCEO、アルベルト・セルミが掲げるのは、イノベーション、技術、細部へのこだわり、そして美しいものをつくる姿勢。HQ Design Districtは、こうした私たちの価値観を建築と空間を通じて表現した、新たなブランド拠点です。

■素材の可能性を、実際の空間と技術で体験する。

HQ Design Districtでは、Laminamのコレクションを実際の建築・インテリア空間に取り入れた展示を通じて、素材の選択から空間づくりまで、幅広い可能性をご覧いただけます。

キッチン空間では、新コレクション「RARE」の大理石調素材Mont Blancと、Laminamを代表する表情のひとつであるFiloを組み合わせました。自然が生み出す美しさと、セラミック技術による表現が共存する空間です。

続くリビングでは、Taj Mahal Lucidatoを床と壁に採用。大型スラブの展示エリアでは、世界最薄クラスのセラミックパネル「twO by Laminam」を含む、多彩なサイズと厚みをご紹介しています。

1620×3240mmの大型スラブを集めたギャラリーの先には、Gré stoneを使用したキッチン空間が広がります。ここでは、床・壁・家具・キッチンカウンターなど、異なる用途や仕上げの製品を組み合わせ、空間全体に統一感を生み出すデザインコンセプト「Laminam Effect」を体験いただけます。さらに、屋外キッチンやサウナを備えたバスルームを通じて、屋内外に広がる素材の活用方法もご覧いただけます。

2階建ての展示棟では、1階に最新製品を展示し、2階にはリビング、アイランドキッチン、暖炉、バスルーム、寝室を備えた住空間を構成しました。Laminamの素材が住宅全体のデザインにどのように取り入れられるのか、実際の暮らしを想定しながらご確認いただけます。

また、技術展示棟では、通気構法ファサード、階段、手すり、キッチン扉、カウンター、シンク、一体型洗面ボウルなど、さまざまな用途に対応する技術や施工システムをご紹介します。併設の素材ライブラリー「Materioteca」には、各コレクションの多彩な仕上げを比較できる展示壁と、複数の素材を自由に組み合わせながら検討できる大型テーブルを設置しました。

施設全体にはデジタル技術も導入しています。タッチスクリーンやタブレットが展示製品と連動し、製品表面に設置されたチップに端末を近づけることで、詳細情報を取得できます。インタラクティブマップによる製品検索、LEDウォールによるブランドやコレクションの紹介、空間に合わせた音響演出も組み合わせ、展示を巡る時間そのものを豊かな体験へと変えています。

素材を知り、組み合わせを試し、具体的な用途を想像する。HQ Design Districtは、皆様のプロジェクトに新しい素材の選択肢とデザインの発想をもたらす場所です。

ステファノ・ベリンガルディ:マリオ・ボッタのもと年間最優秀修士設計を受賞後、ダニエル・リベスケンドらの巨匠事務所でミラノCityLife等の都市・建築プロジェクトに従事。2020年に「Best Italian Architects Under 40」、2022年にはミラノ・トリエンナーレ「15 Italian Architectures」に選出され、実力派として確固たる評価を確立。家具から大規模都市再生まで手掛ける才能が高く評価され、2026年「Archiproducts Design Awards」国際審査員に就任。BIGやZaha Hadid Architectsなど世界最高峰の建築組織と肩を並べ、世界のデザインを評価する側へとステージを広げています。

■「あらゆる場所への施工」を空間と実施工で確認。ラミナムジャパン東京・大阪・名古屋ショールームへお越しください。

超大判セラミックスラブを日本で施工する。

施工の際の懸念点や納まりのバリエーションを事前に確認したい。ラミナムジャパンがワンストップでご提案するキッチン・家具・什器の施工品質を実物で確認したい。そして壁・床・空間としてのセラミックスラブの見え方、組み合わせ、自然光やライティングによる表情の変化や触れたときの感覚は?グラフィックやカタログでは完結しない「大判スラブ」のご提案に、ラミナムジャパンショールームをご活用ください。

設計者・デザイナー・インテリアコーディネーター・プロダクトデザイナー・デベロッパー様ご自身にご活用頂くのはもちろん、オーナー様やお施主様とのお打ち合わせや、商品選定にもご活用ください。