Villa Courmayeur /クールマイヨール邸宅(IN-63)

アルプスの宝石:天然木とセラミックスラブが調和するプライベートハウス

イタリアの山岳リゾート地・クールマイヨールに位置する本邸宅は、Internilabによる設計のもと、自然素材を活かした伝統とモダンが融合する空間に仕上げられています。キッチンのアイランドおよび扉には、ラミナムのI Naturali(イ ナトゥラリ)コレクションコよりArdesia Nero a Spacco (アルデジーア・ネロ・ア・スパッコ)の大判セラミック・スラブを採用。高い視覚的・触覚的インパクトを持つこの素材は、衛生性・安全性にも優れ、空間に独自の存在感と機能性をもたらします。

アルプスの宝石

世界的なスキーリゾートとして知られるクールマイヨールは、モンブランの麓に広がる、針葉樹の森と山々、氷河に囲まれた壮大な自然の中に佇んでいます。国際的な知名度を誇りながらも、アルプス地方ならではの伝統的で素朴な雰囲気を今なお色濃く残しています。ラグジュアリーホテルからキャンプ場、山小屋に至るまで、町の宿泊施設には地域の建築様式や素材との深い結びつきが見られ、特に天然木材の存在感は際立っています。

木の優雅さと、ラミナムセラミックスラブの魅力

土地固有の素材へのこだわりと、現代の暮らしにふさわしい心地よさを融合させた空間づくりを体現しているのが、Internilab が設計を手がけたプライベートレジデンス「Villa Courmayeur」です。建築家 Sabrina Tonino 氏と Edoardo Rocci 氏の指揮のもと、インテリアには天然木がふんだんに用いられ、壁面や家具に伝統的な美意識が息づいています。デザインは、時にミニマルで直線的に、時に素朴で原型的なフォルムを採用し、温かみのある空間を描き出しています。

キッチンアイランドとキャビネット扉には、ラミナムのI Naturali(イ ナトゥラリ)コレクションからArdesia Nero a Spacco (アルデジーア・ネロ・ア・スパッコが採用されています。ミニマルでありながら力強い存在感を放つこの大判タイルは、空間全体の美しさを引き立てるとともに、優れた衛生性と安全性を兼ね備えています。

Ardesia Nero a Apacco — I Naturali コレクション

リビングに響き合う素材の対比

「Ardesia Nero a Spacco」は、ブラックカラーの大判セラミックスラブの表層に深い彫刻のような立体を施した製品で、その名称はリグーリア地方の石切職人が岩を割って仕上げたスレート石特有の表面装飾加工に由来しています。Laminam は、この伝統的な職人技の特徴を忠実に再現しながら、自社の大判スラブならではの機能性を融合させました。その結果生まれたのは、コンパクトでシルキーな手触りをもつ表面。 幾重に重ねた奥行きを感じさせるデザインは、ブラックの色調によってさらに際立ち、空間に深みと洗練をもたらします。

「Ardesia Nero a Spacco」は、Laminam 5・Laminam 12+・Laminam 20+ の 3 種類の厚みで展開されており、外装ファサードといった伝統的な建築用途はもちろん、内装壁、床材、ビルトイン家具など、インテリアデザインにも幅広く対応します。キッチンにおいては、すべてのラミナム製品に共通する技術的特性により、安全性と衛生面で大きな役割を果たします。耐汚染性、耐曲げ性、耐薬品性、耐熱衝撃性、さらにカビや菌の繁殖を防ぐ性能を備えており、食品接触にも適しています。また、優れた耐湿性をもつため、水や蒸気、湿気の多い環境や、頻繁な清掃が求められる空間にも理想的な選択肢となります。

ラミナム機能性一覧

所在地:クールマイユール(イタリア)
竣工年:2024年
建築家:Sabrina Tonino, Edoardo Rocci
竣工年:2024年
使用用途:壁材・床材
プロジェクトタイプ:個人邸宅

クレジット
撮影:Moreno Vignolini
デザインスタジオ:internilab社

使用素材

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